ゴミや産業廃棄物などを活用 リサイクル品の展示会 秋田
01月29日 11時54分https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20220129/movie/6010012980_20220129124348.html?movie=false
日々の暮らしの中から出されるゴミや産業廃棄物などを資源として活用し、再び製品化したリサイクル品の展示会が秋田市で開かれています。
この展示会は、県内の環境問題に取り組んでいるNPOが県からの委託を受けて開いていて、会場には県内の企業が製造し、安全性への配慮など県の基準を満たしたリサイクル製品およそ20点が展示されています。
このうち大館市の会社が製造した壁やベンチなどに使われる建材は、使用済みの木材とプラスチックが原料で、木の風合いを保ちながら耐久性が木材より高いのが特徴です。
また、能代市の会社が製造した断熱材は、秋田杉の樹皮と紙の材料となるパルプをコーンスターチと呼ばれるトウモロコシのでんぷん糊で接着していて、使用後に廃棄しても土にかえることができます。
NPO法人 環境あきた県民フォーラムの川村絢乃さんは「秋田県発のリサイクル製品を県民に知ってもらい、資源循環や二酸化炭素の削減につながる製品の利用を広めたい」と話していました。
この展示会は、秋田市の「にぎわい交流館AU」で来月1日まで開かれています。
秋田WEB NEWS引用