遺品整理や古い実家の蔵の片付け現場では、古い有田焼のお皿や、九谷焼の花瓶、名もなき古い茶碗が数多く見つかります。多くの人は「埃をかぶっているし、古いものだからゴミだろう」と、そのまま破棄するか、安く処分してしまいます。しかし、有名窯元や人間国宝の手による陶磁器の中には、現在でもコレクターや茶道ファンの間で驚くほどの高値で取引されている品が存在します。現場でチェックすべき査定と仕分けの目利きのポイントを整理します。
1. 陶磁器の底(裏底)にある「裏印・窯印」やサインの確認
陶磁器の価値を左右する最も大きなポイントの一つが、「窯元や作家の特定」です。器の底面(高台の周辺)に青い文字や刻印で「柿右衛門」「今右衛門」「香蘭社」「深川製磁」などの窯印がないかを確認します。人間国宝に指定された作家の作品や有名作家のサインがある場合は、骨董価値が非常に高くなり、高額査定に直結します。
2. 付属品(共箱・しおり)の有無と署名の確認
高級な陶磁器には、木製の上質な箱(共箱)が付属していることがほとんどです。この箱の蓋の表や裏に、作家自身の署名や落款(印)が押されている場合、その箱自体が真贋を証明する重要な証拠となります。箱が残っているだけで査定額が数倍になるケースもあるため、中身と箱がバラバラになっていても、現場で必ずセットにして保管することが重要です。
3. コンディション(割れ、欠け、ヒビ、ニュウ)と金継ぎの価値
割れや欠けがないかを確認します。特に実用される茶碗や急須は、ダメージのない美品が高く評価されます。しかし、非常に古い骨董価値の高い陶磁器(江戸時代の古伊万里や名工の作品など)の場合、割れや欠けがあっても、漆と金粉で美しく修復された「金継ぎ(きんつぎ)」が施されているものは、それ自体が美術的価値として認められ高価買取となる場合もありますので、安易に廃棄と決めつけないように注意が必要です。
また、これら古い有田焼や陶磁器を現場で仕分けた後、最も重要なのはいかに早く在庫をキャッシュに変えるかです。ヤフボット(ヤフオク自動出品ツール)を活用することで、細かな作家の特定や仕様を調べる手間を減らし、写真撮影からスピーディにヤフオクへの自動出品を完了できるため、保管スペースを圧迫しがちな焼き物や骨董品の回転率を大幅に向上させることができます。

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