実家の片付けや遺品整理の現場において、古い食器類は「汚れがついているから価値がない」「箱がないから買い取ってもらえないだろう」と安易に処分されがちです。しかし、そこには世界的なコレクターが存在するヴィンテージ洋食器が眠っている可能性があります。現場のスタッフが絶対に知っておくべき、当時物ブランド食器の目利きポイントを解説します。
1. オールドノリタケ(Old Noritake)の磁器
明治中期から大正にかけて、日本から主にアメリカへ輸出されたノリタケの初期磁器は「オールドノリタケ」と呼ばれ、美術品としての高い評価を受けています。特に職人による繊細な手描き(ハンドペイント)の絵皿や、金盛り(盛り上げ技法)、ジュエル盛りなどの装飾が施されたものは超高額査定の対象になります。底面に描かれている「M-JAPAN」印(森村組)や「メープル葉」印、「金ツリー」印などのバックスタンプ(裏印)をチェックし、1890〜1920年代頃の輸出品であれば、1点で数万円から十数万円のプレミア価値がつくことがあります。
2. マイセン(Meissen)の高級陶磁器
ヨーロッパ磁器の祖であるドイツのマイセンは、最もコレクターに人気が高いブランドの一つです。底面に青い双剣マークが描かれているのが特徴で、マークの形状から製造年代をある程度特定できます。特に定番の「ブルーオニオン」や「波の戯れ」、手描きの花絵付け(五つ花など)や人物フィギュリン(陶人形)は、中古市場でも抜群の安定感を誇る高額買取相殺アイテムです。裏印の双剣マークにスクラッチ(傷)が入っていない「一級品」であれば、高額落札の可能性が極めて高くなります。
3. ウェッジウッド(Wedgwood)などの英国製陶磁器
イギリスを代表するウェッジウッドは、特有のシャーベットカラーの素地に白い浮き彫りを施した「ジャスパー」シリーズや、エレガントな「ワイルドストロベリー」などのデザインが有名です。また、ロイヤルコペンハーゲンの「ブルーフルーテッド」のように、手描きによるブルーの唐草模様が施された北欧の代表的ブランドも同様に人気があります。これらの食器はバラでの買取相殺もしやすく、見積もり時の非常に強いアピールポイントとなります。
また、これら回収した古い食器類を適切に仕分けした後、最も重要なのはいかに早く在庫をキャッシュに変えるかです。ヤフボット(ヤフオク自動出品ツール)を活用することで、多岐にわたる洋食器の型番やブランド、限定デザインの調査の手間を最小限に抑えて工程を効率化し、写真撮影からスピーディにヤフオクへの自動出品を完了できるため、保管スペースの効率化と在庫回転率を大幅に向上させることができます。

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