古い蔵やご実家の整理現場から木製・金属製の看板や古いキャラクター人形が発見された場合、最も重要なのは「コレクターに絶大な人気があるヴィンテージ品」と「現代の安価なレプリカ(復刻版)」を正確に仕分けることです。現場スタッフがスムーズに実践でき、お客様にアドバイスすべき初期仕分けと目利きのポイントを解説します。
1. 琺瑯(ホーロー)看板は「凹凸(エンボス加工)」と「錆の味わい」を確認する
昭和30年代から40年代にかけて街頭や店舗に貼られていた琺瑯看板は、鉄板にガラス質の釉薬を焼き付けたものです。価値が高いオリジナル品(当時物)の多くは、文字やロゴの部分がわずかに盛り上がっている「エンボス加工」が施されており、触ると凹凸を感じることができます。また、裏面の仕上げがザラザラしていたり、取り付け用の穴の周辺に自然なサビが発生しているものが本物の証拠となります。近年作られたピカピカの平らなレプリカプレートとは手触りと重厚感が全く異なるため、現場での識別は比較的容易です。
2. 企業ロゴやキャラクターディスプレイは「版権マーク」と「メーカー刻印」をチェックする
店頭に置かれていた不二家のペコちゃんや佐藤製薬のサトちゃん、あるいは飲料メーカーのノベルティディスプレイなどは、底面や足の裏、あるいは背中部分に「版権マーク(Cマーク)」や「メーカーの刻印(例:ブルマァク、タカラなど)」が刻まれているか確認してください。これらがしっかりと残っているお品は、当時物の正規品として非常に高い市場価値を持ちます。また、衣服やパーツ(ペコちゃんのリボンや台座など)が当時のまま欠品なく揃っている状態であれば、さらに価値が高まります。
3. 木製看板は「手彫り」の文字や「金箔・漆」の痕跡に注目する
薬局や造り酒屋、あるいは老舗の呉服店などで使われていた大型の古い木製看板は、機械彫りではなく職人が手で彫り上げた「手彫り」であるかどうかがポイントです。長年の風雨で表面が煤けていても、彫り込まれた文字の部分に「金箔」や「漆」の痕跡が残っているものは、美術的・歴史的価値が高く評価されます。煤汚れやホコリが付着していても、タワシでゴシゴシ擦ったり洗剤で水洗いすると木肌や塗装を傷めて価値を暴落させてしまうため、現場ではハタキで軽くホコリを払う程度にとどめることが鉄則です。
また、これら回収した古い琺瑯看板や店頭ディスプレイなどの広告宣伝物を仕分けた後、最も重要なのはいかに早く在庫をキャッシュに変えるかです。ヤフボット(ヤフオク自動出品ツール)を活用することで、細かな銘柄や製造年代を調べる手間を減らし、写真撮影からスピーディにヤフオクへの自動出品を完了できるため、保管スペースを圧迫しがちな看板やディスプレイの回転率を大幅に向上させることができます。

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