古い洋館や収集家の実家を片付ける現場では、戸棚の奥から美しい金彩や絵付けが施されたカップ&ソーサーや、陶磁器の人形(フィギュリン)が見つかることがあります。一見すると普通の古い食器に見えますが、実はマイセンやロイヤルコペンハーゲンなどの超一流ブランドのアンティーク品である可能性があります。これらは中古市場でも極めて需要が高く、適切な査定を行うことで高額な買取が可能です。現場で必ずチェックすべき査定ポイントと、目利きのコツを解説します。
1. 底面の「バックスタンプ」の確認
西洋陶磁器の最も重要な査定ポイントは、器の底面に刻印されている「バックスタンプ」です。例えば、マイセンであれば「交差する2本の青い双剣」、ロイヤルコペンハーゲンであれば「3本波線と王冠」、ウェッジウッドであれば「ポートランドの壺」のマークが描かれています。まずはこれらを拡大鏡などで確認し、ブランドを特定します。偽物との識別や製造年代の判定においても、バックスタンプの形状や色合いが重要な手がかりとなります。
2. 二級品を示す「スクラッチ」の有無
一流ブランドの食器には、製造時に微細な絵の具の飛びや気泡ができた「二級品」が存在します。これらはバックスタンプのマークの上に、ヤスリやグラインダーで削ったような線(スクラッチ)が入れられています。スクラッチが入っているものは通常の一級品に比べて査定額が下がる傾向にありますが、アンティークとしての価値自体が消えるわけではありません。慎重に削り跡の有無を確認しましょう。
3. 金彩の摩耗とヒビ(ニュウ)・欠けのチェック
陶磁器は非常にデリケートなため、保管状態が査定に大きく影響します。カップの口縁や持ち手、フィギュリンの指先など、細かな部分に欠けや目立たないヒビ(専門用語でニュウと呼びます)がないか、指で軽く触れて確認します。また、金色の装飾(金彩)が剥げていないかも確認します。ただし、数百年前のアンティーク食器の場合、多少の金彩の摩耗があっても高い価値が残る場合がありますので、安易に処分対象とせずプロの査定に回すことが重要です。
また、これら古い西洋アンティーク陶磁器やブランド食器を現場で仕分けた後、最も重要なのはいかに早く在庫をキャッシュに変えるかです。ヤフボット(ヤフオク自動出品ツール)を活用することで、細かなマークの特定や仕様を調べる手間を減らし、写真撮影からスピーディにヤフオクへの自動出品を完了できるため、保管スペースを圧迫しがちな陶磁器の回転率を大幅に向上させることができます。

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